【薬剤師が解説】妊活中でも薬を安全に飲む方法・薬の選び方を教えます。

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こんにちは薬剤師の齊藤です。

今回のテーマは 妊活中の市販薬について


・妊活中の基本的な薬の服用方法について

・市販薬の選び方について


前半部分で薬の原則的な服用方法について

後半部分では、市販薬の選び方についてお教えいたします。

妊活中の市販薬の基本的な服用方法。いつまで服用してもよいか?


最初にお伝えいたしますが、妊活中でも症状があるときに市販薬を服用することについては、原則的に問題はないと思っていて大丈夫です。

しかし、リスクがはっきり無いと断定できない部分もありますので、より安全に服用するためにはどうしたらよいかを解説していこうと思います。

 

気を付けなければいけない時期は、タイミングを取った後!

まず、前提として市販薬は漫然と使用せず症状があるときのみに使用することが原則の使用方法となりますので、その限りで使用しましょう。

妊活中では、薬の使用に関する影響については、妊娠の可能性がある時期かない時期かの2つの期間に分けて考えます。


生理開始時期~およそ2週間後あたりの排卵時期まで

この時期は妊娠の可能性がない時期に当たりますので、通常のとおり使用していただいて差支えありません

ただし、必要以上の摂取することも避けるようにしてください。

タイミングを取ったあと次回生理日(妊娠がわかる)まで

この時期は妊娠の可能性がありますので、もし妊活中に気を付けるのであればこの時期となります。

また、排卵日前後ではなくとも避妊をせずに行ったのであれば、妊娠の可能性のある時期となります。

この時期は、妊娠の可能性があるとして、妊娠しているのと同様の薬、もしくは、よりリスクの少ない薬を選ぶことがより安全な方法となります。


リスクに慎重な人は相談・受診をお勧めいたします。

しかし、やはり不安に思う人もいると思います。

症状があって辛いのに、不安で迷ってしまうときはお近くの薬剤師、医師に相談してみてください。

この時に「妊娠の可能性がある」ことをしっかりと伝えてくださいね。

もし薬を飲んでしまったらどうしたらよいか?

冒頭でもお伝えしましたが、妊娠の可能性があるときに万が一薬を飲んでしまっても落ち着いてください

1回2回飲んでしまったからと言って直ちに影響が出るわけではありません

より安全に、より赤ちゃんへの影響を少なくするためにこのような方法をおすすめしております。

次回より気を付けましょう。


商品名の印象で惑わされない安全で効果的な市販薬の購入の仕方。

皆さんが「商品名」でお話した方が分かりやすい、なじみやすいのは私も承知しております。

しかし、敢えて今回は「有効成分名」でお話していこうと思います。

理由は1つ!実は商品名の方がその効き目やリスクを考えるときには、わかりづらくなってしまうからです。


例えばですが、同じバファリンでも

 商品名 有効成分
バファリンA アスピリン
バファリンEX ロキソプリフェン
バファリンプレミアム イブプロフェン・アセトアミノフェン

 

などと、同じ商品シリーズのなかでも、有効成分は違う場合が多いです。

前と同じバファリンを買ったのに、今回のものは効き目が弱い、胃がキリキリするなどの違いは、同じシリーズの中で違うバファリンを買ってしまったため、有効成分の違いからこのような現象がおきています。

有効成分名は箱の裏に必ず記載されていますのでご確認いただきたいです。


次回以降の本コラムでも、名前が似ていることから誤って使用しないように、有効成分名でのご紹介にさせていただきます。

また、いつも使用している薬の商品名をメモする(覚えておく)のと併せて、有効成分名もメモされることをおすすめいたします。

商品名が違っても同じ有効成分を使用している市販薬はたくさんあります

旅行先や出先で急に必要になったときいつもの商品がなくても対応が可能になります。


まとめ

・市販薬の服用方法は原則、症状があるときのみに使用する。

・妊活中で特に注意する時期は『妊娠の可能性があるとき』

・市販薬を選ぶときは、商品名よりも「有効成分」で選ぶ方が安全で効果的

次回より頭痛薬、花粉症薬、風邪薬などそれぞれの区分ごとにより安全な服用方法を話していこうと思っています。

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