女性の妊活でできること。生理周期別でもやれることが違う!

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こんにちは、薬剤師の齊藤です。
今回は生理周期の期間別に意識してほしいことや注意事項を話していこうと思います。特に高温期の注意点は覚えておいて欲しい内容となっています。

また、最近は2人目がなかなかできづらいという声も聞いていますので、1人目とのちがいについてまとめていますのでご参考にしていただければ嬉しいです。

生理中、生理後など、生理周期によって意識することは?


生理周期を28日とすると概ね生理後の低温期、高温期は概ね14日程度となります。

2週間ごとに妊活の仕方を変えてしまうと大変なので、まずは今までお伝えしている基本の妊活の進め方の通りに実施してください。

もし余力があるようであれば、意識してほしいことを書いておきますので参考に取り入れてみてください。過ごし方が重要なのは低温期、妊娠の可能性がある高温期は注意事項をおぼえておきましょう。


生理後(低温期、排卵前)とは

低温期は、生理後、排卵前の期間に相当します。

この時期は、卵胞が育っていく期間なので、成熟できるように栄養をちゃんと届けることが必要な期間です。受精の準備のため育てる期間のイメージでよいと思います。


重要な低温期の過ごし方

血流を良くするために体を温める。
末端冷え性の人はぜひ手足を温めてください。水分摂取は白湯の方が良いです。

ビタミンなどの栄養が豊富で、あたたかい料理を摂る。
私のおすすめはやさいなどを使ったスープ、お味噌汁やお鍋などです。
野菜は体を温める作用に優れている秋から冬が旬の野菜を積極的に摂るのが良いです。

例)にんじん、大根、はす、玉ねぎ、かぼちゃ、ごぼう、じゃがいも、長ねぎ、栗、山椒、シナモン、生姜などを取り入れてみてください。
お肉は鶏肉、豚肉が適しています。

生理後(高温期、排卵後)とは

高温期は、生理後、排卵後に相当します。
着床すると赤ちゃんを育てるために必要な準備を始めていきます。

この時期は妊娠した場合に備え、妊娠した時と同様に感染症予防やアルコールやタバコ、カフェインなどの摂取も控えるなど注意が時期となります。


妊娠の可能性がある高温期に注意したいこと

高温期は主に妊娠の可能性がある場合(性交渉した後の高温期)に注意が必要になります。この章に関しては、妊娠中も気を付けてください

生ものは控える。
特に生の魚、肉は感染症のリスクがあります。
特にトキソプラズマは妊娠初期に感染すると重症化しやすいため、予防に努める必要があります。
トキソプラズマは加熱することで防げますので、しっかりと火を通しましょう。

【POINT】
・お肉:中心温度70~75℃以上で 牡蠣:85℃以上
飲酒、喫煙を避ける
・コーヒー、紅茶などはカフェインレスにするかノンカフェインのお茶を摂取するようにしましょう。

生理中の食事方法

血液が失われるため、鉄分の補給が必要になります。

ほうれん草ははじめとする緑の葉っぱの野菜に多く含まれます。
小松菜、水菜、春菊、青菜など、また、木綿豆腐やあさり、牡蠣、牛肉なども多く含まれる食品となります。

また、鉄分の吸入には、動物性のタンパク質やビタミンCと一緒にとることで吸収の効率が上がると言われています。

ほうれん草はかつお節とセットでおひたし、蒸牡蠣はレモンとセット、牛肉はしゃぶしゃぶなどで水菜、春菊と一緒に取ってみてはいかがでしょうか?

2人目の妊活は1人目の妊活と異なるの?

1人目が出来たら無事に2人目出来やすいのではないかと思っている方多いのではないでしょうか?

実は意外と2人目で妊娠しづらく悩まれている方も多いと聞きます。

2人目の妊活はどのように進めるべき?

2人目の妊活をするときには、1人目と違うことが2点あります。

それは、「1人目よりも年齢が高くなっていること」と「育児をしながら妊活を実施すること」です。2人目の方が妊娠する年齢が高いため、妊娠の確率は下がってしまっています。

より生活や体調を整える必要がありますが、子育てしながらの妊活は1人目よりも計画的に進めることが難しいと思います。まずはもう一度、夫婦・パートナーと話し合い、できるところから始めてみてください。

あまり、妊活に固執しなくて良いと思います。妊活がストレスにならないように気をつけてください。

生活スタイルは子供中心になってしまいますので、生活習慣などの改善が難しければ、食事内容の見直しからでも良いと思います。夫やパートナーと子育てする時間を分担して、ジムに行ったり、ウォーキング、ランニングしたりするのも良いでしょう

それでも、生理周期がなかなか整わずうまくいかない時は、受診してみて良いと思います。

まとめ

生理周期別ですることを変えるとなると2週間ずつ変化を付けることになり、負担になってしまいますので、特に注意してほしいことは高温期の注意事項となります。

特に感染症予防の観点から、妊娠初期(発覚前)の生ものは見逃しがちになるので、最低限ここを意識していただけると嬉しいです。

■参考資料
・薬が見える vol.2 第一版 (株)メディックメディア 医療情報科学研究所編集
・生理学テキスト 第8版 (株)文光堂 大地陸男著

妊活 妊活中の食生活

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